2014年1月1日水曜日

中国人民解放軍、タカ派が権力を掌握:習近平政権は単なる傀儡、次の歴史へ、




レコードチャイナ 配信日時:2014年1月1日 20時21分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81211&type=0

中国人民解放軍でタカ派が権力を掌握、アジアの緊張高まる―インド紙


●28日、インド紙は中国人民解放軍内部でタカ派がすでに権力を掌握していると伝えた。写真は北京市内を通る中国人民解放軍。

 2013年12月28日、インド紙ビジネス・スタンダードによると、
 中国人民解放軍内部でタカ派がすでに権力を掌握した状況の下、真の大国になりつつある中国との関係は今後インドが直面する最大の課題の一つとなる可能性が高い。
 30日付で環球時報が伝えた。

 11月下旬、中国は防空識別圏の設定を宣言し、日本や韓国、米国の反発を引き起こした。
 中国が自ら宣言した内容を実際に実行できるか否かは別にして、
 この宣言は中国の指導部が何の対価も支払わず外界を挑発できるという確信を深めつつあることを外界に改めて認識させた
 12月上旬には米国のミサイル巡洋艦「カウペンス」が南シナ海で中国艦船から停船を要求された上で進路を妨害されるなど、アジア地域の緊張はますます高まっている。

 ここ数年、中国が領土問題に関して極めて挑発的な行動を取っていることには、いくつかの原因がある。
 ある識者は、軍内部でタカ派が権力を掌握し、軍事予算を2000億ドル(約20兆9700億円)まで増加させるなど、すでに一大勢力を形成しているためだと指摘している。

 中国のこうした行動の背後にある原因は非常にシンプルなもので、
 「中国はこれまでの大国と同様、実力の増強に伴って、自らの利益をより強力に確保するとともに、自身に有利なように現状を変更しようと試みている
ということである。

 中国の政界や外交関係者は長きにわたって世界に対し、
 「中国の発展は平和的であり、拡張の意図を持っておらず、これまでの大国とは異なる別の種類の大国になる」
と信用させようと試みてきた。

 中国の挑発的な対応は地域にとっては良い知らせではない。
 中国政府が急増させている軍事費や海上の主権の拡張的な要求、主権保護のための攻撃的な行動、北朝鮮やパキスタンなどへの支援、不透明な軍備拡張などはいずれも中国の責任ある国家としての誠意を疑わせるものだ。
 いかにして中国の台頭に対応し、中国の行動に影響を与えるかは、今後インドが直面する最大の課題の一つとなるだろう。


 このサイトでは中国防空識別圏が設定されたとき、中国政府は人民解放軍の下にあるのではないかと述べてきた。
 というのは、この防空識別圏があまりに世界標準と異なり、中国政府、あるいは中国共産党の動きと異なっていたからである。
 共産党の前に解放軍が出てきて、習近平の姿が薄くなっていることから、すでに共産党は解放軍に乗っ取られ、傀儡化していると判断してきた。
 人民解放軍の中の、特に陸軍に政府は乗っ取られ、
 習近平は国内を抑えこむだけの権力しか得ていないように見えてきている。
 ただ、そういう見通しを持ったメデイアにはこれまで出会わなかったが、今回はじめてこのインドメデイアで同じような考えの論評に出会った。
 ということはそのような考えを持つ外国政府機関や外国メデイアが今後増えていく可能性があるいということでもある。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月3日 7時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81265&type=0

2014年は1914年の再演?
米国は戦前の英国に、日本はフランスに、中国はドイツに似ている―英メディア

 2014年1月1日、中国の軍事関連掲示板・米尓社区は、2014年は第一次世界大戦の始まった100年前の1914年当時の状況によく似ているとする英メディアの指摘を紹介した。

 2014年は1914年の再演になるのだろうか。
 米メディアは経済大国と世界の強国のリーダー的地位に就こうとする
 中国が新しい世界大戦の引き金を引く
可能性を示唆した。
 その可能性はあるだろう。

 英メディアも同様の結論を引き出している。
 「第一次世界大戦を回顧すれば、憂慮でいっぱいになる」
と題した記事では、
 「第一次世界大戦から1世紀たった今、世界の状況は対戦前の状況によく似ている」
として、懸念を示した。
 記事によると、
★.今の米国は当時の英国に似て、大国ではあるが世界の安全を保証する力はない。
★.今の日本は当時のフランスのように、衰えた覇権主義国家と同盟を結び、自国の地域力は衰退の一途をたどっている。
★.そして、中国は当時のドイツに似ている。
 振興する経済力や、怒れる民族主義の高まり、急速に拡大する軍事力など、一致する点は多い。

 だが、一方で同記事は、こうした比較の不正確性も指摘している。
 中国は当時のドイツのように領土の拡大に野心的ではない。
 米国の国防予算は当時の英国よりも強大だ。
 しかし、この比較には世界に警告を与えるだけの力が十分にあるといえよう。







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