2014年1月7日火曜日

中国、米国を抜き世界最大の経済大国へ:「大きい」というそのサイズが根本的な弱点

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レコードチャイナ 配信日時:2014年1月7日 6時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81372&type=0

中国、米国を追い抜き世界最大の経済大国へ=しかしその「覇権」は一過性―米メディア


●2日、米デジタルメディア・Quartzは「中国はなぜ世界を管理できないのか」と題した記事を掲載した。写真は西安にある唐時代のテーマパーク。

 2014年1月2日、米デジタルメディア・Quartzは
 「中国はなぜ世界を管理できないのか
と題した記事を掲載した。
 環球時報が4日付で伝えた。以下はその概要。

 購買力平価に基づいて言えば、中国は米国を追い抜き世界最大の経済大国になろうとしている。
 (購買力平価で換算すれば)中国の経済規模はすでに米国の80%に相当する。
 現在の成長率に変化がなければ、
 中国は約4年後に米国を追い抜く
だろう。

 中国の、畏敬の念すら抱かせるような台頭は、歴史の正常な状態への回帰だと捉えられている。
 中国は過去5000年の大部分において、世界の富や文化、科学技術、実力の中心に位置してきた。
 19世紀と20世紀は歴史上のわずかな「誤差」であり、今日の中国は「世界で抜きん出た国家」という地位を取り戻している。

 しかし問題なのは、こうした観点が必ずしも正確ではないことだ。

 米スタンフォード大学の研究者が提起した「指数」によると、古代エジプトやバビロン、ペルシアなどの地中海文明や中東文明は、同時期に存在した中国の古代王朝(夏、商、周など)などをはるかに上回る文明レベルを保有していたという。

 11~15世紀になると中東が停滞し、欧州が台頭を始めた。ある歴史経済学者は、17世紀は欧州の大部分が中国より豊かであったと分析している。

 簡潔に言えば、中国は歴史上、世界文明の一翼を担ったが、経済や軍事面で非凡な実力を有したのはごくわずかな期間にすぎないのだ。
 中国はなぜ長期間、卓越した地位を保持できなかったのか。
 中国を強大にさせたその
 「サイズ」こそが、中国に根本的な弱点
を与えることになってしまったのだ。

 安史の乱から太平天国の乱に至るまで、中国では反乱が繰り返し起こり、人々の生活や経済は大きく破壊されてきた。
 また外国の侵略も招いた。

 中国ではなぜこうした大規模な反乱が発生するのか。
 それは中国が大きいからだ。
 大国ゆえの多様性から意見の一致は難しい。
 地域間で資源争いも起きている。
 人口の多さに比べ、天然資源は著しく不足している。
 食料や水源の不足は深刻だ。

 中国のこの「不可思議な」大きさには他の弱点もある。
 古代中国は外敵に悩まされてきた。
 現代においても、周辺には強国が多く存在し、そうした周辺国と中国の関係は常に順調さを欠く状態にある。

 中国にとって幸運なのは、現代は通信・交通面で科学技術が発達し、防衛や国内統治がかつての歴史上のどの時期よりも容易になっていることだ。

 中国の現在の弱さの原因は過去と同様だ。
 その巨大さと、コントロールしにくいその規模が、中国が世界をリードする国になるのを不可能にしている。
 このことは、中国のGDP規模が米国を追い抜いたとしても、世界の覇者たる地位は短期間のものでしかないことを意味している。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月14日 12時41分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81743&type=0

中国の貿易世界一に米紙が“偽造”指摘、「韓国人じゃあるまいし」「日本と同じ反応」―中国ネット


●14日、中国が2013年の貨物貿易で世界一になったとの発表に、米メディアは中国が書類を偽造しているとし、データの正確性を疑問視している。これに対し、中国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。写真は中国国際貿易センター。

 2014年1月14日、中国政府が発表した最新統計によると、2013年の中国の輸出入総額は4兆1600億ドル(約433兆円)に達した。
 中国税関総署報道官の鄭躍声(ジョン・ユエション)氏は、中国が米国を抜き、初めて世界一の貨物貿易国になったと発表したが、米メディアは、中国が書類を偽造しているとし、データの正確性を疑問視している。 
 米メディアの報道に対し、中国のネットユーザーは意見を投稿した。 
 以下はその代表的なコメント。

●.「中国がGDP(国内総生産)で日本を抜いた時、日本も同じ反応だった。
 当時日本は中国のデータの正確性を疑っていたが、今や中国のGDPは日本の2倍近い。
 米国も同じだ。
 気にすることはない」
●.「欧米人は“強大”な中国に慣れる必要がある」
●.「中国が世界一?そんなのあり得ない。
 中国には偽造がはびこっており、国は崩壊寸前だ。
 そんな国が世界一だなんて誰も信じない
●.「庶民の意見として、生活が改善された実感はない」
●.「偽造して何の得がある?韓国人じゃあるまいし



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月13日 22時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81666&type=0

中国、米国を抜き世界一の貨物貿易国に
=清朝以来数百年ぶりの“奪冠”―米メディア

 2014年1月12日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事
 「中国、アメリカを抜き世界最大の貨物貿易国に」
を掲載した。

 中国政府発表の最新統計によると、13年の中国の輸出入総額は4兆1600億ドル(約433兆円)に達した。
 前年比7.6%増。
 貿易相手国・地域のトップ5は欧州連合(EU)、米国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、香港、日本。 日本以外の相手とはいずれも貿易額は増加した。
 日本との貿易額はマイナス5.1%。

 中国税関総署報道官、総合統計課課長の鄭躍声(ジョン・ユエション)氏は、中国が米国を抜き、初めて世界一の貨物貿易国になったと発表した。
 米国の貿易統計はまだ確定していないが、11月までの統計によると間違いないという。

 中国官制メディアは、かつて世界最大の貿易国であった清朝以来、数百年ぶりにその座を奪還した里程標的な事件だと評価している。








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